ストレスチェックは「意味ない」正直に回答しない3つの理由

2025年4月8日

会社からストレスチェックの回答を求められて、「正直に答えていいのかな…」と迷ったことはありませんか?

ちなみに自身、まじめに答えた結果、

上司との関係が悪くなり、仕事を干され、転職せざるを得なくなった経験があります。

今回はその経験をもとに、「ストレスチェックに正直に答えないほうがいい理由」をお話しします。

あくまでも「本音で答えたことでキャリアに影響が出た」一例ですが、よければ参考にしてみてください。

理由1:ストレスチェック後の産業医面談は「形式的な対応」だった

会社や上司に対する不満を正直に答えた結果、"高ストレス" と診断され、人事担当から産業医との面談をすすめられました。

なにごとも経験です。そして何よりも、「もしかしたら、何かが変わるかもしれない」という淡い期待もあったのでしょう。産業医面談を受けてみました。

そして実際、ストレスチェックの回答をもとに相談した結果、産業医からの質問は「眠れていますか?」や「今の仕事に満足していますか?」といった、こちらの意図とはズレたものばかり。

最終的には「運動しましょう」「趣味を見つけましょう」「診療内科に行ってみては?」など、いわゆるありきたりなアドバイス3点セット。職場環境や人間関係の本質には、まったく触れられませんでした。

こちらとしては、職場で何がつらくてストレスが強く出ているのかを伝えているつもりだったのですが…すべてスルー。

結局、産業医は会社から依頼されて形式的にやっているだけ、と実感した瞬間でした。

理由2:ストレスチェックの回答は「上司につつぬけ」だった

当時、上司からのパワハラに悩み、精神的に追い詰められていたこともあり、そのことをストレスチェックで正直に回答してしまいました。

「人事側から上司に対して改善を働きかけてくれたらありがたいなぁ…」くらいの気持ちだったのですが——

しばらくして「君の業務を見直す」とメールで通達、担当業務をすべて外されました。

会議にも呼ばれず、業務連絡も来ない。完全に干されました。

こうなると会社に居場所がなくなり、転職するしかありません。

このとき気づいたのは、ストレスチェックが不満を持つ社員のあぶり出しの手段、“つるし上げ”て排除する目的 として使われることもあるということです。

会社によっては、問題の改善を目指すのではなく、「因子つぶし」のためにストレスチェックが活用されることもあると実感しました。

理由3:ストレスチェックの結果で「会社は変わらない」

ストレスチェックで会社が変わった、また組織が変わったという経験は一度もありません。

社員の間では「どうせ変わらないよね」という空気が当たり前になり、私も最終的には設問を読むことなく、「普通」「問題なし」だけを選ぶようになりました。

過去の経験を鑑みると、真面目に回答することがリスクであり、ただの時間の無駄だと感じています。

さいごに:ストレスチェックに期待しないこと

これまでの経験から、ストレスチェックで何かが変わったことは一度もありません。むしろ、真面目に答えることでリスクを背負うことがあると感じています。

そのため、現在進行形で適当な回答で済ませています。

もちろん、すべての会社が同じではありません。社員の声に耳を傾けてくれる職場もあるでしょう。

でも、もし「何を言っても変わらない」と感じたら、無理に正面からぶつかるのではなく、淡々とやり過ごすのも一つの選択肢ですね。

大切なのは、会社に期待しすぎないこと。

私は金銭的な余裕を作ることで "会社に対する依存度を減らし"、今では精神的な余裕も保てていますよ。

  • この記事を書いた人

ISOP

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