40歳ベンチャー転職なら知らないと後悔する3つの心得

2022年7月1日

この記事がおすすめな方

ベンチャー企業の面接を控えている方

ベンチャー企業からオファーのある方

ベンチャー企業から内定が出ている方

ベンチャー企業とは、どういうものなのか?共通する特徴から、3つの心得をご紹介していきます。

  • ベンチャー企業とはどういうもの?
  • 面接はどう挑むべきか?

知りたいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ベンチャー企業が40代に求めること

培ってきたた経験を活かして主体的に組織を統制してほしい。ズバりこれです。

なぜならベンチャー企業は、若いメンバーで構成されているため、組織が未成熟であるため、規範となる人物に牽引してほしいという期待値があります。

つまり、社内の啓蒙活動を行うためのコミュニケーションスキルが必要、ということですね。

ベンチャー企業の世代別比率

ほぼ20代、若い世代で組織構成される傾向です。

  • インターンシップ:5%
  • 新卒、その他20代:80%
  • 30代:5%(ほぼいない)
  • 40代以上:10%

なぜ、20代で構成されるのか?在籍中に社長から聞いてみたところ、

  • 社会に染まってないから扱いやすい
  • 体力がある
  • 単価が安い

つまり、ブ〇ックな事情ですね。

40代がベンチャー企業で躍進するための3つの姿勢

ベンチャー企業が40代に求める、社内の活動指標「3つの意識」について以下説明していきます。

1. 主体的に統制する

ベンチャー企業は、仕事に対して常にスピード感を求めることから、人事制度・内部統制が追いついていません。

若い世代として、会社に「やれ」と言われていることなので、会社の統制などお構いなし。常にリスクを抱えています。

そのため、「ちらかった状態を交通整理する」また「ダメなものはダメと律する」つまり、無法地帯化を防ぐ役割を40代に期待します。

2. 領域横断的に対応する柔軟性

「営業」「人事」「経理」といった、従事する範囲を特定しない柔軟性です。具体例として、次のような姿勢はNGですね。

「営業部ではないので知りません」

「お金のことは経理部に聞いてください」

よく「組織の縦割り」または「セクショナリズム」と表現されますが、ベンチャーの経営陣はこのような仕事の進め方をかなり嫌い、激高しているシーンをよく見かけました。

上述の繰り返しですが、ベンチャーというのは「スピード感」を求めるので、ビジネスを停滞させる考え方や発言はご法度です。

なお補足しますが、あくまでも「できない仕事をやれ」ではなく「わかりません、やりません」という無関心な姿勢がダメである、ということです。

自身が取引先のことを知らないのであれば、「営業部の○○さんに確認してみます」といった、ビジネスのスピードを落とさないための折衝は必要でしょう。

3. ロールモデルとなること

自身の社会人としての知見、経験を行動規範、すなわちロールモデルとして体現していくことです。

ベンチャー企業は「メンタリング」という、若い世代の育成制度を設けているケースが大半です。

たとえメンタリングの制度が無かったとしても、人生の先輩としてのアドバイス、若い世代へ行動変容を促す姿勢は必ず見られますよ。

40代ベンチャー企業の面接対策

さて、ここまでの説明から、40代がベンチャー企業を面接する対策のポイントが見えてきのではないしょうか。

まだちょっとわからないという方向け、当サイト管理人が実践した「ベンチャー企業の面接対策」説明していきます。

面接対策|ベンチャー企業の心構え

  • 企業理念への共感度:1割
  • 主体的な活動の話:1割
  • 当事者意識の話:8割

一番大事なのは、誰がなんといおうと「当事者意識」です。この「当事者意識」ですが、誰を想定するかによっても異なりますので、以下例を記します。

面接で必ず聞かれることは、「何のためにその仕事をやったのですか?」ですね。

ここで示さなければいけないのは、「生産性を損なう事業課題の解消」または、「利用者の満足度(CS、UX)向上のため」などです。

自己都合ではなく、仕事の結果を実感する当事者の目線で話をスタートし、進めることが大事ですね。「なんのために?」結論を先に述べ、その理由としてアレコレ後付けしていけばOKでしょう。

ただし、「便利だから、ユーザーが求めるから」といった説明では、面接官に「単なる”YESマン”じゃん」と思われる可能性もあります。

そのため、「会社にリスクがある○○については、代替案として××を示しました」ここまでのストーリを1つくらい準備しておきたいですね。

さいごに

40代がベンチャー企業に務めるなら、事前に知っておくべき3つの姿勢でした。

  • 主体的に統制するこる
  • 柔軟な対応姿勢を示すこと
  • 行動規範を体現すること

主体的、能動的な40代であれば、仕事ができる・できないは二の次でウェルカムでしょう。

円滑なコミュニケーションを持ち、啓蒙活動が苦にならないという方は、ベンチャー転職を検討してみては如何でしょうか。

  • この記事を書いた人

ISOP

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