ベンチャー企業とは、どういうものなのか?共通する特徴から、3つの心得をご紹介していきます。
- ベンチャー企業とはどういうもの?
- 面接はどう挑むべきか?
知りたいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
ベンチャー企業が40代に求めること
培ってきたた経験を活かして主体的に組織を統制してほしい。ズバりこれです。
なぜならベンチャー企業は、若いメンバーで構成されているため、組織が未成熟であるため、規範となる人物に牽引してほしいという期待値があります。
つまり、社内の啓蒙活動を行うためのコミュニケーションスキルが必要、ということですね。
ベンチャー企業の世代別比率
ほぼ20代、若い世代で組織構成される傾向です。
- インターンシップ:5%
- 新卒、その他20代:80%
- 30代:5%(ほぼいない)
- 40代以上:10%
なぜ、20代で構成されるのか?在籍中に社長から聞いてみたところ、
- 社会に染まってないから扱いやすい
- 体力がある
- 単価が安い
つまり、ブ〇ックな事情ですね。
40代がベンチャー企業で躍進するための3つの姿勢
ベンチャー企業が40代に求める、社内の活動指標「3つの意識」について以下説明していきます。
1. 主体的に統制する
ベンチャー企業は、仕事に対して常にスピード感を求めることから、人事制度・内部統制が追いついていません。
若い世代として、会社に「やれ」と言われていることなので、会社の統制などお構いなし。常にリスクを抱えています。
そのため、「ちらかった状態を交通整理する」また「ダメなものはダメと律する」つまり、無法地帯化を防ぐ役割を40代に期待します。
2. 領域横断的に対応する柔軟性
「営業」「人事」「経理」といった、従事する範囲を特定しない柔軟性です。具体例として、次のような姿勢はNGですね。
「営業部ではないので知りません」
「お金のことは経理部に聞いてください」
よく「組織の縦割り」または「セクショナリズム」と表現されますが、ベンチャーの経営陣はこのような仕事の進め方をかなり嫌い、激高しているシーンをよく見かけました。
上述の繰り返しですが、ベンチャーというのは「スピード感」を求めるので、ビジネスを停滞させる考え方や発言はご法度です。
なお補足しますが、あくまでも「できない仕事をやれ」ではなく「わかりません、やりません」という無関心な姿勢がダメである、ということです。
自身が取引先のことを知らないのであれば、「営業部の○○さんに確認してみます」といった、ビジネスのスピードを落とさないための折衝は必要でしょう。
3. ロールモデルとなること
自身の社会人としての知見、経験を行動規範、すなわちロールモデルとして体現していくことです。
ベンチャー企業は「メンタリング」という、若い世代の育成制度を設けているケースが大半です。
たとえメンタリングの制度が無かったとしても、人生の先輩としてのアドバイス、若い世代へ行動変容を促す姿勢は必ず見られますよ。
40代ベンチャー企業の面接対策
さて、ここまでの説明から、40代がベンチャー企業を面接する対策のポイントが見えてきのではないしょうか。
まだちょっとわからないという方向け、当サイト管理人が実践した「ベンチャー企業の面接対策」説明していきます。
一番大事なのは、誰がなんといおうと「当事者意識」です。この「当事者意識」ですが、誰を想定するかによっても異なりますので、以下例を記します。
面接で必ず聞かれることは、「何のためにその仕事をやったのですか?」ですね。
ここで示さなければいけないのは、「生産性を損なう事業課題の解消」または、「利用者の満足度(CS、UX)向上のため」などです。
自己都合ではなく、仕事の結果を実感する当事者の目線で話をスタートし、進めることが大事ですね。「なんのために?」結論を先に述べ、その理由としてアレコレ後付けしていけばOKでしょう。
ただし、「便利だから、ユーザーが求めるから」といった説明では、面接官に「単なる”YESマン”じゃん」と思われる可能性もあります。
そのため、「会社にリスクがある○○については、代替案として××を示しました」ここまでのストーリを1つくらい準備しておきたいですね。
さいごに
40代がベンチャー企業に務めるなら、事前に知っておくべき3つの姿勢でした。
- 主体的に統制するこる
- 柔軟な対応姿勢を示すこと
- 行動規範を体現すること
主体的、能動的な40代であれば、仕事ができる・できないは二の次でウェルカムでしょう。
円滑なコミュニケーションを持ち、啓蒙活動が苦にならないという方は、ベンチャー転職を検討してみては如何でしょうか。