「転職活動でようやく内定が確定!」
「でも、本当に転職して良いのか?」
「周囲に相談できる人は誰もいないし…」
なかなか踏み切れませんでした。
そんなとき、リクルートエージェント のキャリアアドバイザーさんに相談した結果、内定を辞退したときの経験談です。
「内定もらったら、必ず承諾しなければならないの?」
「転職を考えているけど、誰にも相談できない」
といった疑問やお悩みをお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
転職を決めたきっかけ「パワハラ左遷」
ツラツラと身の上話を書いても、お目汚しになるだけなので、以下要約します。
- 部署の統合で上司が変わった
- 上司になった人とはもともと確執があった
- そのため、新しい上司に追い出された
つまり、裏で密かに”パワハラによる左遷”が決まっていたんです。
そして、従業員100人にも満たない小さい会社でしたので、左遷の事実は "尾ひれ" をつけて社内に伝播されました。
「あの人、家庭があるのに…」
「〇〇部長(パワハラ部長)に目をつけられたら大変だから、関わらないようにしよう…」
など、その後は「腫れ物に触る」扱いでしたよ。
仕事も振られることなく、毎日出社して8時間ただ座って耐えるだけの日々。そりゃもう地獄でしたね。
給与もらうだけの "ぶら下がり社員" の前に、「キミ、明日から来なくていいよ」なんて、振り落とされるかもしれません。
家族を養うためにも、定年までまだ20年以上働かなければならないことを考え、待遇は変わらなくてもよいので、ストレス無く働ける会社を探すことにしました。
転職活動3ヶ月でようやく内定ゲット!
転職活動を続けること3ヶ月、ようやく1社から内定をもらうことができました。
ですが、次のような理由で尻込みしてしまいます。
- 内定をもらったのは、自分を大きく見せるために "かなり盛った理想像"
- 一朝一夕で理想像になれるわけなく、「期待外れ」と思われてしまう懸念
- 職場環境を変えることに対する不安感
外へ飛び出す覚悟ができず、誰かに背中を押してもらいたい一心で、キャリアアドバイザーへ相談してみました。
「実はかくかくしかじかの事情で・・・」
すると、キャリアアドバイザーから意外な答えが返ってきました。
「同じような悩みのご相談は多く受けるのですが…」
「今の会社に残って、ご自身の "これならできる "強み" を見つけてブラッシュアップする” という選択肢もありますよ」
「どのような形であれ、内定をもらったという事実は変わりませんので、もっとご自身に自信を持たれてもよいかと思いますよ」
「ここだけの話ですが、はっきり申しまして転職は何歳でも、いつでもできます」
転職を支援するサービスの担当なのに、内定迄もらった人に転職を進めないなんて、「目からウロコ」でした。
おそらく数多の転職者を見てきた経験があるからこそ、先を見通した提案だったのでしょう。
内定辞退して「自己啓発」に努めてみた
自分の強みのブラッシュアップから、応用して新たな武器を手に入れるため、雇用の保証がある1年間を猶予として自己啓発に務めました。
自己啓発したこと
- IT資格(情報セキュリティ)の取得
- 副業(ブログ初めてみた)
- 資産形成
詳しくは、追って別記事で解説します。
キャリアアドバイザーに「内定辞退」を伝える
キャリアアドバイザーには「熟考の末、内定辞退」の意思を示したところ、次のような返答がありました。
「担当した方が不幸になる転職は、本意ではありませんので」
「転職はいつでもできますよ!」
この人、聖人ですか?って本当に思いました。今回の転職サポートは、メリット何もなしの骨折り損だったでしょうに。
さいごに
無能スキルなしのアラフォーが、内定辞退したときの経験談でした。
まさか、転職エージェントに "転職しない方向性を諭される" とは思いませんでした。
同僚やプライベートなど、仕事に関して相談できる人が周りにいないと、1人で思い悩むことになってしまいます。
そんなときは、転職エージェントに相談してみると、意外な活路を見いだせるかもしれません。
なお今回担当していただいた リクルートエージェント のキャリアアドバイザーさんとは、3回目の転職活動で再開します(相手は覚えていなかった様子)。
それはまた別の機会で。