転職エージェント「担当と合わない」変更依頼メール例文つきで解説

2022年7月6日

転職エージェントに登録し、募集企業との調整を担当する「キャリアアドバイザー」にお任せできれば、仕事しながら転職活動する負担は激減できます。

ですが、キャリアアドバイザーも人間。相性が合わない以前に、キャリアアドバイザーとして失格レベルな方もいます。

そこで今回、「キャリアアドバイザーの変更を申し入れる場面」について、40代で3回転職した体験から以下解説していきます。

転職エージェント担当を変更すべき場面

以下のような兆候があれば、とっとと担当変更を申し入れましょう。

  • ミスマッチな求人ばかり紹介してくる
  • アドバイスが少ない(職歴書、面接対策)
  • 上から目線で、説教してくる
  • 自分都合でスケジュールを押しつけてくる
  • 質問しても回答に3日以上要する
  • 質問の回答が的を得ていない

転職エージェント担当変更の申し入れは速やかに行う

とにかく、違和感を感じたら即チェンジ。なぜなら、書類選考や面接で「お見送り」が続くと、紹介できる求人情報が無くなるからです。

これは自身、100社くらいお見送りが続き、求人をまったく紹介されなくなった教訓ですね。

転職エージェント側から「改善させますので」など説得されたとしても、「いえ、担当者を変更してください」と突っぱねましょう。こちらは人生掛かってますので。

転職エージェント担当変更の申し入れ方

40代の転職にも強い「マイナビエージェント」でしたが、担当変更した事例ご紹介します。

担当変更の申し入れメール

これでも担当を変更してもらえましたが、ちょっと拙文がすぎますので以下修正します。

担当変更の申し入れメール例

下記2点を理由として、○○様よりご担当変更お願いしたくメールしました。

1. 連絡が遅い

A社の○○について1週間前に質問しましたが、まだ回答を頂いておりません。

先般も××の質問をしましたが、同様にご回答頂いておりません。

2. 書類選考、面接後のフォローアップがない

お見送りとなっている理由から、改善のアドバイスがありません。

書類選考を例に、通過率を上げるための職務経歴書を見直す等、貴社転職支援サービスを利用するメリットがございません。

このままでは、転職の機を逃してしまうことは明白です。

以上、手前都合で恐縮ですが何卒宜しくお願い申し上げます。

ポイントとしては、「担当変更以外の選択肢なし」を伝えることですね。

できる転職エージェントの担当はココが違う

  • 企業からのフィードバックが早い
  • アドバイスが的確、納得感がちがう

例えば面接後、企業のフィードバックを受け取る目安が「2~7日」と、約1週間以内です。

後から知ったのですが、できるキャリアアドバイザーは企業へフィードバックを超催促するそうですよ。

書類選考が通過しない場合、職務経歴書の内容を分析から添削まで、自主的に担ってくれます。

また面接後、企業側からネガティブなお見送り理由を”オブラート”にしたフィードバックから、「こういうシナリオで面接をすすめていきましょう」と改善点を提案してくれました。

神担当が在籍した転職エージェント

40代でお世話になった転職エージェントです。

特に超お世話になったのは「リクルートエージェント」でしょう。神担当は都市伝説ではありません、確かに在籍します。

次に、「社内SE職ナビ」です。

センシティブな悩みや不満を聞いてくれ、相談ベースで転職活動をサポートしてくれました。

IT系特化を連想するネーミングですが、実はそうでもなく、他エージェントにはない社内で働くことを主体とした独自案件を多く扱っていました。

40代からの働き方で、自社で長く腰を据えて仕事したい方におすすめです。

\ 社内SE特価型 /

社内SE転職ナビを見る

ここでご紹介している転職エージェントに共通しているのは、

  • 同年代のベテラン担当者がつきやすい
  • 言葉足らずでも意図をしっかり汲み取ってくれる

こちらの意図を正確に理解し、言語化してくれるスキルが異次元レベルでした。このあたり、数多の転職者をサポートしてきたノウハウなのでしょう。

まとめ

転職エージェント"担当変更”を打診した方がよいタイミングのおさらいです。

  • ミスマッチな求人ばかり紹介してくる
  • アドバイスが少ない(職歴書、面接対策)
  • 上から目線で、説教してくる
  • 自分都合でスケジュールを押しつけてくる
  • 質問しても回答に3日以上要する
  • 質問の回答が的を得ていない

上記は例ですが、基本は次の2パターンが該当するでしょう。

「転職サポートが自社都合すぎる」

「スキル不足で確認に時間を要する」

転職エージェントによっては「本人に伝えて改善させます」など、続投の意向を示すかもしれませんが、頑として"担当チェンジ"の意向は変えない方がよいでしょう。

転職活動は、心力・体力どちらも使いますので、担当との折り合いでストレスを抱えるのは本末転倒です。

できれば転職者の心情を慮ることができ、親身になってキャリアプランの相談にのってくれる担当に巡り合いたいものですね。

  • この記事を書いた人

ISOP

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